●令和5年(2023年)年忌表
年忌(法事、回忌)法要について
年忌とは、ご先祖様がお亡くなりになってから
何年経ったのかということです。それにあわせ、年忌、回忌法要(法事)をおこない、ご家族が集まり、皆でご先祖様を思い出す機会とし改めてご供養するということです。単純に年忌にあたるので法事をしなくてはというように、中には慣習的に考えている方も多いのではないでしょうか。少し難しい表現をすれば、法事すなわち年忌法要を営むということは亡くなった方に手を合わせ、故人を思いだし、故人に感謝し、改めて故人の成仏を願うものです。それだけではなく、同時に法事に参列するものすべてが故人の供養をすることにより、自らも功徳をつむことになります。これが正しい法事の意味となります。
わかりやすくご説明すると、家族親族知人含め故人を偲び・故人を思い出し・故人に感謝し・故人が安らかにお眠りになるよう、そして私たちをお守りいただくよう祈り供養するのが法事です。また法事をいとなむことにより、「今、生きている私たちにも健康健全な日々が続くことを願う」ということです。
日々、感謝の気持ちを持ち続ける
具体的には葬儀後 四十九日法要・百日忌法要・一周忌・三回忌法要などご理解いただいていると思います。
それ以降は、七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十五回忌・二十七回忌・三十三回忌・五十回忌・百回忌となります。(一部省略)地域によっても異なりますが、基本的には何回忌で終わりということはございません。少なくとも三回忌以降も、七回忌・十三回忌・十七回忌・三十三回忌はどこの地域でもとりおこなわれております。よって、三回忌で終わりにする、七回忌まですればよいというような自己解釈は仏様にもご先祖さまにも失礼にあたると考えます、上述した通り、故人を偲ぶもの、故人を思いだし感謝する儀式と共に参列者も功徳をつみ「日々、自分が生かされている」ことに感謝するためのものです。従って、年忌法要をとりおこなうことが重要ではないでしょうか。もちろん、法事(年忌)の時だけ故人を思いだすのではなく、彼岸やお盆なども故人並びに先祖代々に手を合わせ感謝すること、日々感謝の気持ちを持ち続けることが大切です。
◆法事のお申込みはお電話にて受付致します。
【檀家以外で法要をご希望の方へ】
ご事情で、お寺とご縁がない方も(菩提寺がない方)ご相談ください。先祖供養、法事をいとなむというお気持ちを大切にしたいと考えております。